店舗をやっているとお店や事務所にどんどん書類や備品が溜まっていきますよね。
経理書類は7年~10年くらい保管していおかなければならず、お店で紙の伝票などを使っている場合はさらにその量は増えます。
前職で6畳くらいのボロアパートを借りて物置にしていたことがあるのですが、東京だとそれでも月額45,000円くらいかかりました。
年額に直すと540,000円で、結構なコストになっていました。
さらに敷金と仲介手数料もかかりますし、物置に使うと部屋の汚れや痛みがあるので原状回復費用もかかります。
トランクルームとは貸し倉庫
日常的に使用しないものを保管しておくための貸し倉庫です。
倉庫業法に基づく営業倉庫のトランクルームと、不動産賃貸借契約に基づくレンタル収納スペースがありますが、今回解説するのは後者の不動産賃貸借契約に基づくレンタル収納スペースです。
こちらはセルフサービス方式で利用する施設が多く、24時間年中無休で、利用者の希望する時間に出し入れできる施設があるのがメリットです。
トランクルームに入れるのは紙の経理書類や備品
過去の経理書類や紙の伝票
複数店舗の経理書類を数年分となると、段ボール10~20箱以上になることもあり、しかもその書類を見返すことはほとんどありません。
こんなものをお店や本部事務所に置いておくのは邪魔になりますしスペースの無駄です。
閉店したお店の備品
複数店舗を経営していると出店や閉店、移転などはよくあることです。
同じ業態の店舗であれば必要な備品もさほど変わらないので、いったん保管しておいて次の店舗でも使うことが多かったです。
トランクルーム各社とその料金相場
トランクルームを運営する会社とその部屋数は年々増加しており、首都圏だと店舗や事務所から歩いて行ける距離にトランクルームがあることも多いです。
相場は1畳あたり7,000~13,000円程度ですが、高いところだと20,000円を超えるところもあります。
料金は地域と大きさ、屋内か屋外かによってかなり差があるので、まずはお店や事務所の近くにトランクルームがある会社に問い合わせをしてみましょう。
web問い合わせが早くて簡単で、web問い合わせ特典を付けている会社もあります。
ハローストレージ
全国に1,200物件 65,000室以上、トランクルーム業界物件数No.1の「ハローストレージ」です。
初期費用が3.5か月分と少し高めなので長期利用向けです。
キュラーズ
きれい・安心・便利なトランクルーム・キュラーズは、店舗スタッフが常駐、最新のセキュリティシステムを導入し、徹底した湿度管理でカビを抑制、無料駐車場も完備です。
初期費用が月額利用料だけなので短期利用に向いています。
.R(ドッとあ~る)コンテナ
.R(ドッとあ~る)コンテナは、九州エリアでシェアNO1、関東、東海エリアでも店舗を拡大しています。
6ヶ月以上の利用で賃料が半額になるキャンペーンをやっています。
書類を減らすにはPOSシステムが必須
そもそも保管しなければならない紙の書類を減らすことも大切です。
POSを導入していると紙の伝票や営業日報を作成しなくてもいいので、書類の量が激減します。
いかがでしたでしょうか。
限りあるスペースを効率的に使うためには、
・そもそも保管しなければならないものを減らす
・必要最低限のスペースしか物置として用意しない
ことが大切です。
余分にスペースがあると、「とりあえずここに入れとけ」で不要なものがどんどん溜まって行きます。