店舗の集客を考える時に、なんとなく「よし、チラシを作ろう」とか「クーポンサイトに登録しよう」で予算を組んでしまっていませんか?
顧客がお店に利益をもたらすまでのプロセスを分解すると、今どこに課題があり、どの順番でやっていくべきかを適切に考えることができます。
AMTUL(アムトゥル)モデルとは
マーケティングの購買決定プロセスを分解し、
Aware:認知
Memory:記憶
Trial:試用
Usage:本格的使用
Loyalty:ブランド固定
の頭文字を取ったモデルで、自店舗の課題がどの辺にあるのかを整理して、その課題に適した打ち手を考えるのに使えます。
AMTULモデル使い方の例
SNSで考えると、インスタグラムやツイッターで「フォロー」や「いいね」をすることで存在に気付いてもらい(認知)、フォロー返ししてもらうことお店の投稿を見てもらう(記憶)。
そして「じゃあ一回お店に行ってみようか(試用)」と思わせる特典を提示する。
リピートしてもらう(本格的使用)為にLINE@のポイントカードを登録してもらい、ヘビーユーザーにはランクアップカードを付与して固定客化する(ブランド固定)。
という感じです。
他の役立つマーケティングモデル
他にもマーケティングのモデルとして有名なAIDMA、SNS時代に有名になったAISASなど色々なモデルがあります。
AIDMA(アイドマ)モデルとは
Attention:注意:
Interest:関心
Desire:欲求
Memory:記憶
Action:行動
の頭文字を取ったモデルで、実際に購入するまでの消費者心理を分解しています。
AISAS(アイサス)モデルとは
Attention:注意
Interest:関心
Search:検索
Action:行動
Share:共有
の頭文字を取ったモデルで、webを日常的に利用する消費者の行動を分解しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
店舗の打ち手を考える時に、「分解する」とよりはっきりと物事が見えてきます。
ただし、どんな業種のどんなビジネスにも使えるモデルは無いので、自身のビジネスにもっともしっくり来るモデルを選んで使うことが大切です。