お店や会社のホームページを作る時、web制作会社をちゃんと選ばないとカモにされて高い制作料を払わされたあげく、納得のいかないホームページが出来上がってしまうことになります。
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情報弱者はカモにされるという事例
先日私のいとこがお店に来てくれた時に、
「最近50万も払って会社のホームページを作ったけどなんかしょぼくて…」
という話を聞きました。
そのHPを見てみると、確かに古臭いデザインの上にテキストばかりで、バナーの配置が揃ってなかったり、SSL対応してなかったり、ページのタイトル間違えてたり、挙句の果てに勝手にそのweb制作会社のリンク貼られていたりと、なかなかつっこみどころ満載のHPでした。
その会社のリンクは被リンクと宣伝目的なので、普通はお金を取って作った顧客のHPに勝手に貼ることは無いと思います。
勝手にそんなリンクを貼っておきながら、なんと毎月の保守管理料もかかっているそうです。
控えめに言って「あぁ…、カモにされたな」と思いました。
web系の会社に限らず、情報弱者をカモにする会社はとても多いので、カモにされないための具体策を紹介します。
他社のホームページを見て完成イメージを持っておく
まずは自分がどんなデザインのホームページを作りたいのか、そのイメージを具体的に持っておくことが大切です。
そのイメージが無いとweb制作会社とイメージをすり合わせるのに時間がかかります。
このイケサイというサイトは「イケてるサイト」の略で、たくさんのホームページを業種別や配色別に検索して、自分のイメージに近いホームペーを探すことができます。
ここでいくつかイメージに合うホームページをピックアップして、web制作会社に「こんな感じのサイトを作りたい」と提示するとスムーズに進められます。
信頼できる第三者のセカンドオピニオンを取る
最近は個人でもwebに詳しい人は結構多いので、友人知人の中に1人~2人くらいはwebの事が分かる人もいます。
専門家でなくてもいいのでFacebookなどのSNSで、
「ホームページを作りたいんだけど、詳しい人ちょっと相談にのってください。お礼にご飯おごります!」
と声をかければ誰か相談に乗ってくれると思います。
そして何よりこれはweb制作会社への牽制にもなります。(自信の無いweb制作会社はかなり嫌がると思います。笑)
依頼するweb制作会社のホームページを確認する
当然と言えば当然ですが、web制作会社のホームページがしょぼければ、それ以上良いホームページは出てきません。
リスティング広告の運用を依頼する時には悪徳業者に注意でも書きましたが、web系の会社でホームページがチープだというのは致命的です。
先ほど挙げた信頼できる第三者に、
「この会社にホームページ制作を頼もうと思うけど大丈夫そうかな?」
と聞いて制作会社のホームページを見てもらえば、地雷の会社を回避できる確率はかなり上がると思います。
サーバーは自分で契約する
一度悪質なweb制作会社にホームページを作らせてしまうと、他の会社に切り替える時にごねて必要な作業をしてくれないことがあります。(私がそのいとこの会社のアクセス解析をすることになり、必要なタグ設置をその会社に依頼したのですが、なんだかんだと理由をつけて作業を拒んでいるようです。)
サーバーもその制作会社のものを使っていたり、完全に管理を任せてしまっていると、何も手が出せなくなってしまうので、サーバーは必ず自社で契約して、IDとパスワードを管理しておいた方がいいです。
私の場合はエックスサーバーというレンタルサーバーを使っていますが、管理画面がとても使いやすくて気に入っています。
こちらのリンクからエックスサーバーを契約すると契約期間に応じて最大10,000円の割引が受けられます。(2023年4月時点)
いかがでしたでしょうか。
web業界に限らず、知識が無い情報弱者はカモにされます。
しかし経営に必要な広範囲の知識をすべて自前で賄うことは現実的ではないので、適宜適切な人に相談できるようにしておくことが肝要です。
他にも悪徳業者に騙されないように注意すべき項目を#注意喚起でまとめています。