web広告が広まってきた今でも、リアルのチラシも大変有効な集客手段です。
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私も自分の店舗がオープンした時には近隣の住宅にポスティングをさせて頂き、webほどではないですが初期集客に効果を発揮しました。
ポスティングしたチラシはちゃんと見られる
ほとんど捨てられるとは言え、ポスティングされたチラシは手紙や郵便物と一緒にポストに入るので、捨てる前に一度は目視で確認します。
その中で目に留まるようなデザインだったり、その家に住んでいる人の興味に合っているチラシだったりすると部屋に持って帰ってもらえます。
ポスティングで集客を成功させる5つのコツ
何のお店か一目でわかるようにする
捨てるまでの間にチラシを見る時間は1~2秒あるかないかです。
その短時間で「自分に関係があるお店だ」と思ってもらわなければなりません。
写真と短く簡潔なキャッチコピーでスッと頭に入ってくるチラシを作りましょう。
チラシから簡単にコンタクトをとれるようにする
チラシを受け取った見込み顧客が簡単にアクションを起こせるチラシが良いチラシです。
電話番号を入力するのも面倒なので、QRコード作成 【無料】:QRのススメなどを使って、お店のwebサイトの電話発信ボタンが付いているページへ誘導してあげるといいでしょう。
LINE@の友達追加QRコードを記載するのも効果的で、私の場合はポスティングをした当日~3日くらいにかけてLINE@の友達が増えるという事がありました。
アクションにつながる特典を付ける
一般的な手法ではありますが、有効期限を設定した割り引きやプレゼントクーポンを付けると、受け取った人がすぐにアクションを起こす可能性が高くなります。
切り抜いたり剥がしたりして持ち運べるカード型にしてもいいですが、webサイトに専用キャンペーンページを作ってQRコードにして掲載しておくのもありです。
ポスティングの効果が数字で集計できますし、見込み顧客が紙を無くすということも防げます。
住民に出会ったら笑顔で挨拶をする
ポスティングはなんとなく後ろめたいことをしているような気持になりますが、住民に出会った時にコソコソと無言で立ち去るととても印象が悪くなります。
堂々と笑顔で「こんにちは!」と挨拶し、お店の利用者になりそうな人であれば、
「近所でこんなお店をオープンさせていただくので、こんなチラシを案内させていただいています」
とチラシを見せるとその場で受け取ってもらえることもあります。
何度も継続してポスティングする
チラシは短期間に3回以上目に触れると、そのチラシのことを認知するようになると言います。
経験談ですが、
「1回目のポスティングで気にはなったけど捨ててしまって名前を思い出せない」
ということもあります。
ちょっとくらい気になってもすぐに捨ててしまうのがチラシですので、何度も見込み顧客の目に留まるようにしておくと、利用したくなったタイミングで発見してもらえる可能性も高まります。
ポスティングって違法なの?
ポスティングの行為自体は違法ではありませんが、「チラシ投函お断り」という貼り紙が貼ってある場合や、過去に「チラシを入れるな」と言われた場合は住居侵入罪の問われる恐れがあります。
私の場合、管理人さんがいるマンションでは念のため「こういったチラシなんですが投函してもよろしいですか?」と確認してから投函していました。
不安な場合はポスティング業者さんにお願いすると、クレームが入った時の対処などもしてくれるのでおすすめです。
ポスティング業者さんには、「チラシ投函お断り」と貼ってあってもクレームが出ない微妙な物件のリストがあるそうで、自分ではリスクが高くて投函できない物件にもアプローチすることができます。