オペレーションを効率化するには、「やらないことを決める」ことが何より大切ですが、日々のオペレーションを改善することも大切です。
この記事では今日からできるちょっとした効率化のテクニックを紹介します。
テーブルバックはまずひとまとめに
団体のお客様が帰った後は、複数のテーブルを使っていることが多いので、まずは1つでもすぐにお客様を案内できるテーブルを作ることが先決です。
1つか2つのテーブルにお皿やグラスを全部寄せて、空いたテーブルのセットをしてしまいます。
細かいことですが回転率を上げることにつながります。
トレンチに必要になりそうなものを載せておく
ホールスタッフがホールに立つ時には、トレンチに必要になりそうな小皿、灰皿、おしぼりなどを載せて持っておくと、お客様に要求された時にわざわざ取りに戻らずその場で提供できます。
最終入店時間を決める
閉店時間だけでなく最終入店時間(閉店時間の1時間前くらい)も決めておくと、最終入店時間を過ぎてお客様がいなくなった時点で閉店できます。
スタッフの負担と人件費が少し軽減されます。
ラストオーダーを取る
閉店15分~20分前くらいに全テーブルに、
「ラストオーダーの時間になりますがよろしいでしょうか」
と声をかけて回ると、最後の1杯で単価が上がるだけでなく、お会計を済ませて売上を確定できるので閉店までにレジ閉めや営業日報を完了させることができます。
いかがでしたでしょうか。
一つ一つは細かいことですが、1人でも多くのお客様に入っていただく、1時間でも人件費を削減することが、「塵も積もれば山となる」で大きな利益につながっていきます。
それだけでなく、飲食店は特に社員の労働時間が長くなりがちなので、お店が終わったらすぐに帰れるようにしたいですね。