エアコンのフィルター清掃はこまめにやった方が良いと分かってはいたのですが、自分のお店だとついつい後回しになってしまっていました。
夏になってエアコンの使用頻度が上がって電気代を意識するようになってようやく重い腰を上げ、フィルター清掃をしたところ、なんと電気使用量が30%も下がりました。
フィルター清掃前と清掃後の電気使用量比較
8月上旬に7月の電気代請求書を見て「電気代高いなぁ」と思い、8月11日にフィルター清掃をしました。
6ヶ月ほど放置していたので、なかなかの詰まり具合でした。
7月の電気代請求書
エアコンは動力に入っていて、動力の使用量はで801kwでした。
8月の電気代請求書
なんと約30%減の572kwにまで下がりました。
7月→8月なので、さほどエアコン使用量が変わっているとは考えにくく、フィルター清掃の効果だと考えるのが妥当だと思います。
金額換算すると4500~6000円くらい
動力使用量の削減額は229kw、従量単価を20円~25円とすると、月に約4500~6000円の電気代が下がります。
8月のフィルター清掃の恩恵を受けるのは2/3ケ月程度なので、実際はもう少し効果があるはずです。
これは天井カセット型エアコン3基の事例なので、エアコン台数が多いお店はさらに大きな電気代削減効果があります。
なぜフィルターが詰まると電気代が上がるのか
エアコンは室内の空気を吸い込み、内部で冷やしたり温めたりした空気を吐き出すことで空調を管理します。
空気を吸い込むときに空気中の埃やゴミをフィルターにかけ、エアコン内部の機器を保護します。
フィルターに埃やゴミが詰まっていると、同じ量の空気を吸い込むのにより多くのエネルギー(電力)が必要になるので、電気代が上がるのです。
フィルターの清掃方法
そんなに大変な作業ではなく、フィルターの表面に詰まった埃を掃除機で吸い取り、裏面から表面に向かって水を流し、最後に軽く水けをふき取って乾かすだけです。
最低でも1ヶ月に1度はフィルター清掃することをお勧めします。
フィルター清掃が面倒な場合は、エアコンの吸気口に貼りつけてホコリを取るフィルターを貼っておくと、ホコリが溜まったは貼りかえるだけなので超便利です。